【山道具】登山に傘は危ない?

山道具

こんにちは、ごましおです。

このブログはこれから山に登ってみようと考えている初心者に向けた山の情報を中心に、あれやこれやと雑多に発信していくブログです。

山に行くときは雨の予報が無くてもレインウェアは基本的に持っていくと思いますが、傘については持っていかない人も多いのではないでしょうか。

・山で傘を使うなんて危ない
・山で傘をさしている人を余り見ない

などなど理由は様々ありますが、管理人は常に傘を携帯しています。

今回はそんな管理人がおススメする傘の活用方法と、逆に傘を使うと危険なシーンを紹介します。

 晴雨兼用で150gという軽さ

傘を持っていく5つの理由

①山までの行き帰りで利用する
公共交通機関利用時や登り始めや下山時の林道歩き、またはレインウェアを着るほどではないけど衣類を濡らしたくない場面などで活躍します。

②蒸れない
傘を街でしか利用しない人からすると当たり前に感じますが、傘は蒸れない唯一のレインギアです。

長時間雨の中歩く時、傘があるとレインウェアの前を大きく開くことが出来ますが、これは想像以上に快適です。

③テント場、山小屋で利用する。
テント場や山小屋で荷物を降ろした後に外が雨だとレインウェアを着なおすのが非常に面倒です。

そんな時に傘があると外のトイレや周りの風景を楽しみに雨の中気軽に外に出ることが出来るのがとても便利です。(逆にテント泊で傘を忘れて雨に降られると辛い)

③日傘として使える
高山帯の紫外線は本当に本当に強いので、晴雨兼用の傘でなくてもその日差しを遮る効果はとても高いです。

ここ数年の夏の猛暑は命に関わるレベルなので、雨の予報が無い時こそ傘の携帯を推奨します。

「自分は常に元気で傘は無くても平気だ!」という人も、山で熱中症寸前の人に貸すことも出来るので元気な人はザックの隙間に傘をぶっ刺しましょう。

④バーナーの風避け
風上に対して傘を開いた状態で固定するとバーナーの風避けとして使えます。
バーナーは風の影響を受けやすいく、風避けあるなしでお湯が沸騰するまでの時間が段違いです。

燃料節約したい人にはおススメの使い方ですが、傘を固定しておかないと強い風が吹いた場合にクッカーごとバーナーを薙ぎ倒すので注意。

⑤野グソする際の視界隠し
「ウンコなんて木陰に隠れてすればいいじゃない」と思うかもしれませんが、
山域や標高によっては都合よくウンコ出来る場所なんてありません

長く山を続けていればいつかどこかで必ず山でウンコをします。
山と向き合う時、人はウンコから目を逸らすことは出来ません。

万が一に備えてお腹が弱い人は迷わずザックの隙間に傘をぶっ刺しましょう

傘を使うと危険なシーン

①風が強い状況
②バランスを崩しやすい不安定な状況
③すれ違いが多い状況

傘はさしている手が塞がります。利用シーンを間違えると自分が危ないだけでなく、
他人を危険に晒す可能性があるためしっかり状況を判断して利用しましょう。

山道具としての傘まとめ

・傘は雨具としてだけでなく、色々な用途に使えます
・利用シーンを間違えると他人に危険を及ぼす可能性があります。
・状況に応じてレインウェアと傘を使い分けましょう。

風雨の恐ろしさをしっかり理解し、傘をうまく登山に取り入れてみて頂ければ幸いです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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