【尾瀬】天上の楽園、尾瀬ヶ原ハイク

登山
天上の楽園、尾瀬。

こんにちは、ごましおです。

このブログはこれから山に登ってみようと考えている初心者に向けた山の情報を中心に、あれやこれやと雑多に発信していくブログです。

今回は天上の楽園、尾瀬へ行ってきました。

尾瀬は日本100名山である至仏山(しぶつさん)燧ケ岳(ひうちがたけ)などの2000m級の山に囲まれる高層湿原地です。季節ごとに移ろい変わる景色や色とりどりの植物が天上の楽園と呼ばれる所以です。尾瀬は2週間で景色がガラリと変わるので、何度でも通いたい魅力が溢れた場所でした。

水芭蕉が咲き乱れる景色はまさに楽園

尾瀬へのアクセス

今回はレンタカーを借りて尾瀬へ向かいました。
07:30 練馬インターチェンジ

10:30 (尾瀬)戸倉第一駐車場着 ※1000円/日

戸倉第一駐車場 1000円/日

10:50 乗り合いタクシーで鳩待峠へ ※乗り合いタクシー1000円

乗り合いタクシー 鳩待峠まで1000円
助手席合わせて9人乗れる

11:20 鳩待峠着

包み込むような安心感、鳩待山荘

尾瀬で知っておくべきルール

尾瀬の大自然は長い時間を掛けた多くの人の努力によって成り立っています。尾瀬を楽しむために、尾瀬の自然を守るためのルールを紹介します。

  • ゴミは何があっても持ち帰る(重要)
    尾瀬は「ゴミ持ち帰り運動」の発祥の地です。
    来た時よりも美しく、を心掛けて持ち込んだものはしっかり持ち帰りましょう。
  • 湿原に踏み込まない
    木道は登山客が歩きやすくするためだけではなく、植生保護の観点からも木道は整備されています。綺麗な景色を写真に撮ろうと湿原に足を踏み入れないよう注意しましょう。
  • 動植物は持ち込まない・持ち帰らない
    動物、植物は持ち込まない・持ち帰らないは理解してても、泥に含まれる種子や微生物が登山客の泥まみれの靴によって持ち込まれたり持ち出されたりします。尾瀬では出入りの登山口にそれぞれ人工芝の泥落としが備え付けられているので、しっかり泥を落としてから出入りしましょう。※尾瀬に限った話ではなく何処の山域でも同じなので洗わないままの登山靴で次の山行に行かないようにご注意を。
  • トイレ用の小銭を用意する
    山のトイレはチップ制です。山小屋で両替してもらえばいいんでは?と考えがちですが、山小屋は気軽に銀行で両替が出来ません。両替をしない山行もまた登山力が試されているのでウルトラライトを目指す方でも是非小銭は忘れずに携帯しましょう。
  • 尾瀬の木道は右側通行(重要
    他の登山客に従って歩いていれば自然と右側通行になるはずですが、他人に迷惑を掛けてしまうこともあるので尾瀬の木道は右側通行、という点は覚えておきましょう。※木道といえども道路なので道路交通法が適用されている模様。

尾瀬で持っていると便利なもの

  • 傘☂️折り畳みを一本ザック脇に刺しておくと何かと重宝します。雨が多い地域なので荷物の出し入れや休憩時に便利。
  • ゴミ袋(45L)、カッパにしたり、ザックカバーにしたり、濡らしたく無いものを包んだり、勿論ゴミ袋にも使えます。万能山道具、それがゴミ袋。Amazonで1mm厚の厚手のものがあるのでおすすめです

尾瀬にトイレはありますか?

あります。ただトイレがあるだけでなく、女性や高齢者に配慮が見える間隔で要所要所に配置されています。尾瀬が多くの登山客に愛される最大の理由はこういった普段山に縁が少ない方への配慮ではないかな、と個人的に考えます。

鳩待山荘のトイレ
山のトイレはチップ制。ゲームのメダルは入れたらいけません
山の鼻のトイレ
竜宮小屋のトイレ

前述してますが小銭は忘れずに持っていきましょう。山のトイレに何度救われたか数えきれない管理人は寺社仏閣のお賽銭以上に拝みながらチップを入れています。ありがたや〜

山行記録

合計距離: 22188 m
最高点の標高: 1606 m
最低点の標高: 1401 m
累積標高(上り): 771 m
累積標高(下り): -767 m
総所要時間: 01:52:23

■DAY1
合計時間3 時間 56 分
休憩時間59 分
距離7.9 km
上り / 下り:37m / 216 m

12:06 鳩待峠登山口
13:37 山ノ鼻キャンプ場
13:38 至仏山荘
13:39 山の鼻小屋
14:04 尾瀬ロッジ
15:09 牛首分岐
15:51 至仏山荘

■DAY2
合計時間 6 時間 25 分
休憩時間 1 時間 42 分
距離 14.0 km
上り / 下り 250m/ 65 m

7:33 至仏山荘
7:33 山の鼻小屋
7:34 尾瀬ロッジ
9:40 龍宮小屋
11:21 尾瀬ロッジ
11:24 山の鼻小屋
11:26 至仏山荘
12:18 鳩待峠

近くの温泉情報

今回は尾瀬ぶらり館の温泉施設で入浴しました。尾瀬近くには温泉沢山ありましたが、尾瀬戸倉第一駐車場の目の前ということもあり、そのまま下山後入浴剤させて頂きました。感染拡大対策で六名までの入場規制あり。良いお湯でした。

尾瀬ぶらり館 入浴料600円 安い
ゴミだらけだった時代の尾瀬の記録

まとめ

尾瀬は一人で行ってもいいですが、誰かと一緒に行くことで楽しさが倍増する山域だと感じました。これから山を始める方でも、いつかどこかで誰かと山に行く機会は必ず発生すると思います。どこに行こうかな〜?と迷った場合は尾瀬を思い出して頂ければ幸いです。

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